フランスの伝統菓子
『ガレット・デ・ロワ』
ガレット・デ・ロワ~Galette des Rois
フランスで1月6日のエピファニーをお祝いして食べる焼菓子で、中には2㎝ぐらいの大きさのフェーヴ(陶器の置物)が中に入っています。※エピファニーとは、キリスト教で行われる祝祭の事です。
サックサクのパイ生地にたっぷりのアーモンドクリームを絞り、焼き上げたお菓子で、1月6日に限らず1月中であれば、家族や友達が集まり、何人かで切り分けて食べるお菓子です。
ガレット・デ・ロワの楽しみは、このお菓子に隠れているフェーヴという小さな陶製の飾りを誰が当てるかということです。
当たった人はその日1日王冠をかぶり、「王様」もしくは「王女様」になれる、とうゲームです。
またフェーヴが当たった人はその一年幸運に恵まれるという言い伝えがあります。
フランス人は1月に何度もこのお菓子をたべるみたいですよ!
フェーブは、直訳すると「そら豆」という意味で、そら豆は、胎児の形をしており、古代から命のシンボルとして扱われていました。最初はパン屋お菓子に金貨やそら豆を入れていましたが、19世紀ごろから陶製の人形になったそうです。
パリのお菓子屋さんが初めてガレットの中に陶製のフェーブを入れたのは1847年と言われているんですよ。
もともとフェーヴもキリストがおくるみにくるまった人形などが多かったのですが、機関車やキュービスムの道化師、今ではパンやジャム瓶、ケーキの形をしていたり、動物などかわいいフェーヴもあるので、フェーヴを集めるコレクターもいるほどです。
ガレットデロワは歴史あるお菓子で、フランスや日本でも、生地に描くデザインの美しさを競う大会も開催されております。
アノーでは、12月26日からパティスリーアノー宿河原店・狛江店で販売いたします。
中に入っているフェーヴで、シトロン(レモン)のジャム瓶が当たった人は、アノーのプティガトーを1個プレゼント!!
フェーヴの種類も確認してくださいね!
皆様でこのゲームをぜひ楽しんでください。